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姿勢が大事

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腱鞘炎をご存じですか?
当院にも、急に手首が痛くなったと言って来院される方が多々いらっしゃいます
整形外科や他の整骨院に行ってもあまり変わらなかったようです

腱鞘炎(けんしょうえん)は、腱を覆う腱鞘(けんしょう)が炎症を起こす状態です
腱は筋肉と骨を結びつける組織で、腱鞘はその腱を滑らかに動かすための鞘のような役割を果たします
この腱鞘が炎症を起こすと、腱の動きが制限され、痛みや腫れが生じます 

腱鞘炎は、特に手首や指の腱に多く見られます
これにより、手や指の動きに支障をきたすことが多いです
長時間のパソコン作業や繰り返しの動作、無理な姿勢が主な原因とされています

・腱鞘炎が悪化すると、以下のような深刻な症状や問題が生じることがあります

①増加する痛み
初期の腱鞘炎では痛みが断続的だったかもしれませんが、症状が悪化すると、痛みが持続的になり、日常生活や仕事に支障をきたすことがあります
痛みは強くなり、夜間も続くことが多いです

②動きの制限
炎症が進行すると、腱鞘が硬くなり、指や手首の動きが大きく制限されます
これにより、物を持つ、つまむ、タイピングをするなどの基本的な動作が困難になります

③腫れと熱感
炎症が進むと、腱鞘の周りが腫れ上がり、熱感を伴うことがあります
これにより、患部がさらに痛み、触るだけでも不快になることがあります

④腱の損傷
長期間にわたり腱鞘炎を放置すると、腱自体が損傷を受ける可能性があります
これは腱の断裂や部分的な断裂を引き起こし、手術が必要となる場合もあります

⑤生活の質の低下
腱鞘炎の症状が進行すると、日常生活や趣味、仕事に大きな支障をきたし、生活の質が大幅に低下します
例えば、料理や掃除などの家事が難しくなったり、ペンを持つことすら痛みを伴うようになります

腱鞘炎の症状が悪化する前に、適切な治療や予防策を講じることが重要です
早期の診断と対策で、症状の進行を防ぎ、生活の質を維持することができます

・腱鞘炎になりやすい方にはいくつかの共通する特徴があります

①長時間の繰り返し動作
パソコンのキーボードやマウス操作、楽器演奏、料理など、手や指を長時間にわたり同じ動作で酷使することが多い方は、腱鞘炎になりやすいです
繰り返しの動作が腱と腱鞘に負担をかけ、炎症を引き起こします

②不適切な姿勢
手首や指に無理な力がかかるような姿勢で作業を続けることも腱鞘炎のリスクを高めます
特に、手首を曲げた状態でのタイピングやマウス操作は要注意です

③高い負荷をかける運動や作業
重い物を持つことが多い仕事やスポーツを行っている方も、腱鞘炎のリスクが高いです
特に、手や腕に過度な負荷をかけることで腱鞘にストレスがかかり、炎症を引き起こすことがあります

④年齢と性別
腱鞘炎は中年以降の女性に多く見られる傾向があります
これは、女性ホルモンの変化や、日常生活での手作業の多さが影響している可能性があります

⑤疾患や体質
糖尿病や関節リウマチなどの疾患を持つ方や、遺伝的に腱が弱い体質の方も腱鞘炎になりやすいです
これらの疾患や体質が、腱や腱鞘の健康に影響を与えることがあります

腱鞘炎の予防と改善には、無理な動作を避け、適切な姿勢を保つことが重要です
また、定期的にストレッチや休憩を取ることで、腱や腱鞘にかかる負担を軽減することができます

姿勢と腱鞘炎には深い関わりがあります
具体的に言うと、悪い姿勢が腱鞘炎のリスクを高める要因となるのです

・不良姿勢が腱鞘炎を引き起こす理由

①手首の過度な屈曲
デスクワークやスマホの操作で手首が屈曲した状態が続くと、手首に過度な負担がかかり、腱鞘炎を引き起こしやすくなります

②腕や肩の緊張
姿勢が悪いと、腕や肩の筋肉が緊張し、それが手首や指に影響を及ぼします
結果として、腱鞘にも負担がかかり、炎症が起きやすくなります

③反復動作
不適切な姿勢での反復動作は、腱や腱鞘に過剰なストレスをかけ、腱鞘炎の発症リスクを高めます

・良い姿勢の重要性
正しい姿勢を保つことで、手首や指にかかる負担を軽減し、腱鞘炎の予防につながります
具体的には以下のような点に注意することが重要です

①手首をまっすぐに保つ
キーボードやマウスを使用する際には、手首を自然な位置に保つことが大切です
リストレストを使うのも一つの方法です

②腕と肩のリラックス
肩をリラックスさせ、肘を90度に曲げた状態で作業を行うと、余分な緊張を避けることができます

③定期的なストレッチ
長時間同じ姿勢で作業をする場合、定期的に休憩を取り、手首や腕のストレッチを行うことで、腱や筋肉をリフレッシュさせることができます

・具体的な姿勢改善の方法

①椅子の高さ調整
椅子の高さを調整し、足が床にしっかりとつくようにし、膝が90度の角度になるように座ることが重要です

②モニターの位置
モニターの高さを目の高さに合わせることで、首や肩の負担を軽減し、全体の姿勢を改善することができます

③作業環境の整備
作業スペースを整備し、無理な姿勢を強いることなく自然な姿勢で作業ができるようにすることが大切です

良い姿勢を保つことが、腱鞘炎の予防や改善において重要な役割を果たします
普段の生活や仕事の中で、少し意識して姿勢を整えるだけで、腱や腱鞘への負担を大幅に減らすことができます
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