どこに行っても 改善しない痛みには理由があります。
20代女子が知っておきたい自律神経の整え方とは?
「朝起きるのがつらい」「体がだるい」「気分が上がらない」「疲れが取れない」…20代なのに、なんだかいつも体調がスッキリしない、漠然とした不調を感じていませんか?
もしそうなら、それはもしかしたら「自律神経の乱れ」が原因かもしれません。忙しい毎日を送る20代女子にとって、自律神経の乱れは決して珍しいことではありません。
ここでは、20代女子が知っておきたい自律神経の役割と、その乱れが引き起こす具体的な症状、意外な原因、そして今日からできる整え方まで、分かりやすく解説していきます。
1、それって「自律神経の乱れ」かも?こんな症状に要注意!
「自律神経」は、私たちの意志とは関係なく、心臓を動かしたり、呼吸をしたり、体温を調節したりと、体のあらゆる機能を24時間コントロールしている、いわば「体の自動運転システム」です。
この自律神経には、活動時に優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」の2つがあり、このバランスが崩れると様々な不調が現れます。
●20代女子に多い具体的な症状はこちらです。
①体のだるさ・疲労感: 朝起きられない、休日も体が重い、いくら寝ても疲れが取れない。
②睡眠の質の低下: 寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、夢をよく見る。
③頭痛・めまい: 突然クラクラする、偏頭痛が頻繁に起こる。
消化器系の不調: 便秘や下痢を繰り返す、胃もたれ、お腹の張り。
④肩こり・首こり・腰痛: マッサージに行ってもすぐに元に戻る慢性的な痛み。
⑤冷え・むくみ: 手足が冷たい、顔や体がむくみやすい。
⑥肌荒れ・ニキビ: 繰り返しできるニキビ、化粧ノリが悪い。
⑦気分の落ち込み・イライラ: 小さなことで怒りっぽい、理由もなく気分が沈む。
⑧生理不順・生理痛の悪化: 生理周期が乱れる、痛みが強くなる。
⑨過呼吸・動悸: 緊張すると息苦しくなる、心臓がドキドキする。
2、なぜ20代女子の自律神経は乱れやすいの?意外な原因
「私、ストレスなんてそんなにないはずなのに…?」と思うかもしれません。しかし、自律神経の乱れは、精神的なストレスだけでなく、日々の生活の中に潜む意外な原因によって引き起こされます。
①人間関係のストレス: 友人、恋人、職場での人間関係など、知らず知らずのうちにストレスを抱え込んでいることがあります。
②仕事・学業のプレッシャー: 残業続き、テスト勉強、就職活動など、心身への負担が大きい。
③スマートフォンの使いすぎ: 寝る前のスマホ操作は、ブルーライトが睡眠を妨げ、脳を覚醒させて交感神経を刺激します。
④不規則な生活リズム: 夜更かし、食事時間の乱れ、睡眠不足は自律神経のバランスを大きく崩します。
⑤運動不足: 適度な運動は自律神経を整えますが、運動不足だとその機会が失われます。
⑥食生活の偏り: コンビニ食やインスタント食品に偏り、栄養バランスが乱れる。
⑦カフェインやアルコールの過剰摂取: 交感神経を刺激し、睡眠の質を低下させます。
⑧季節の変わり目や気圧の変化: 体が環境の変化に適応しようとする際に、自律神経に負担がかかります。
3、 見落としがち!「姿勢」と自律神経の深い関係
特に見落とされがちなのが、「姿勢」と自律神経の密接な関係です。
私たちの背骨の中には、自律神経の重要な通り道である「脊髄」が通っており、そこから全身に神経が枝分かれしています。
①猫背・ストレートネック: スマホやPCの使いすぎによる猫背やストレートネックは、首や肩、背中の筋肉を常に緊張させます。この緊張が、背骨を通る自律神経を圧迫したり、血行不良を引き起こしたりすることで、自律神経の働きを阻害します。
②反り腰・骨盤の歪み: 長時間の座りっぱなしや、ヒールの高い靴を履く習慣などで起こる反り腰や骨盤の歪みも、腰部を通る自律神経に影響を与え、内臓機能や下半身の不調につながることがあります。
つまり、姿勢が悪いと、知らず知らずのうちに自律神経に常に負担をかけ、乱れやすい状態を作り出してしまうのです。
4、 今日からできる!自律神経を整える具体的な対処法
「なんだか体調悪い」状態から抜け出すために、今日からできることを始めてみましょう。
①睡眠の質を高める
寝る1時間前はスマホ・PC・テレビをオフ: ブルーライトが脳を覚醒させます。
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる: 38〜40℃程度の湯船に15〜20分浸かり、体を芯から温めて副交感神経を優位に。
寝室の環境を整える: 遮光カーテン、静かな環境、適度な室温(夏は26℃前後、冬は20℃前後)を保ちましょう。
寝る前にリラックスする習慣: 軽いストレッチ、アロマ、ホットミルクなどを取り入れる。
②規則正しい生活リズムを心がける
・毎朝同じ時間に起きる: 休日もなるべくリズムを崩さないように。
・朝日を浴びる: 体内時計をリセットし、セロトニンの分泌を促します。
・3食バランスの良い食事を摂る: 特に朝食は重要です。
③適度な運動を取り入れる
・ウォーキングや軽いジョギング: 1日30分程度の有酸素運動は、自律神経のバランスを整えるのに効果的です。
・ストレッチ: 就寝前や起床時に、体をゆっくり伸ばして筋肉の緊張をほぐしましょう。
・ヨガ・ピラティス: 呼吸と連動した動きで、自律神経を整える効果が高いです。
④食事を見直す
・腸内環境を整える: 発酵食品(味噌、納豆、ヨーグルトなど)や食物繊維を積極的に摂る。
・ビタミン・ミネラルを豊富に摂る: 野菜、果物をバランス良く。
・カフェイン・アルコールは控えめに: 過剰摂取は自律神経を乱します。
⑤ストレスケアを取り入れる
・趣味の時間を作る: 好きなことに没頭する時間を作り、気分転換を。
・デジタルデトックス: 定期的にスマホやPCから離れる時間を作る。
・瞑想・マインドフルネス: 呼吸に意識を向け、心を落ち着かせる時間を。
・誰かに話を聞いてもらう: 一人で抱え込まず、信頼できる人に相談する。
・「姿勢」を意識する・専門家のサポートを受ける
・座り方を意識する: 椅子に深く腰掛け、骨盤を立てて座る。PC画面は目線と同じ高さに。
・立つ姿勢を意識する: 背筋を伸ばし、軽くお腹を引っ込める意識で。
・専門家による姿勢矯正: 自力での改善が難しい場合や、慢性的な痛みがある場合は、整骨院や整体院で姿勢の歪みをチェックしてもらい、専門的な施術(ゆらし療法など)を受けることを検討しましょう。
姿勢が整うことで、根本的に自律神経への負担が減り、体調が安定しやすくなります。
まとめ
20代で「なんだか体調悪い」と感じるのは、決して気のせいではありません。それは、体が発するSOSサインです。
自律神経のバランスは、日々の生活習慣やストレス、そして意外な「姿勢」に大きく左右されます。まずは、できることから少しずつ生活に取り入れてみてください。
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