どこに行っても 改善しない痛みには理由があります。
【肉離れの再発が怖くてスポーツ復帰できない方へ】
「また肉離れをするんじゃないか…」「もう思い切り走れないかも…」「大好きなスポーツなのに、不安で踏み出せない」
一度肉離れを経験すると、痛みが引いても、その再発への恐怖心がなかなか消えないものです。特に、パフォーマンスが要求されるスポーツにおいて、その不安は大きな壁となり、全力でのプレーを妨げてしまいます。せっかく痛みが治まっても、再発を恐れて練習や試合から遠ざかってしまっては、本来のあなたの輝きが失われてしまいます。
川口のほりこし整骨院は、肉離れの再発不安を抱えるあなたのための専門院です。私たちは、単に痛みをなくすだけでなく、肉離れが起きてしまった根本原因(体のバランス、柔軟性、筋力、フォームなど)を徹底的に分析し、「もう大丈夫」と心から思える体づくりをサポートしています。
このページでは、肉離れがなぜ再発しやすいのか、そして当院の「ゆらし療法」がどのようにあなたの体と心から再発の不安を取り除き、自信を持ってスポーツに復帰できるよう導くのかを詳しくご紹介します。もし、あなたが再発の恐怖に縛られ、大好きなスポーツに踏み出せずにいるなら、決して一人で悩まず、ぜひ一度当院にご相談ください。私たちと一緒に、不安を乗り越え、再び全力でプレーできる喜びを取り戻しましょう。
肉離れはなぜ再発しやすいのか?再発するとどうなる?
一度経験すると「またなるのでは?」と不安になる肉離れ。実際に、肉離れは非常に再発しやすいスポーツ障害として知られています。初回の肉離れから1年以内に再発するケースも多く、特に競技復帰後すぐに再発してしまうことも少なくありません。
肉離れってどんな状態?
肉離れとは、筋肉が急激に収縮したり、引き伸ばされたりする際に、その筋肉の繊維が部分的に、あるいは完全に断裂してしまう状態を指します。いわば、筋肉の「筋繊維の損傷」です。
症状の重症度によって、以下の3段階に分けられます。
①軽度(1度損傷): 筋繊維の一部が伸びた、またはわずかに切れた状態。痛みは軽いですが、運動すると痛みます。
②中等度(2度損傷): 筋繊維の一部が断裂した状態。痛みが強く、内出血や腫れが見られ、歩行や関節の動きが制限されます。
③重度(3度損傷): 筋繊維が完全に断裂した状態。激しい痛みがあり、凹み(陥凹)を触れることもあります。自力での運動は非常に困難です。
最も肉離れを起こしやすいのは、太ももの裏(ハムストリングス)、ふくらはぎ(腓腹筋)、太ももの前(大腿四頭筋)など、急なダッシュやジャンプ、ストップ動作を繰り返す部位です。
肉離れが再発するとどうなるのか?
肉離れが再発すると、以下のような問題が生じやすくなります。
①痛みの長期化と悪化:
・再発を繰り返すことで、筋肉の損傷部位が完全に修復されず、硬い瘢痕組織(はんこんそしき)に置き換わってしまうことがあります。この瘢痕組織は、通常の筋肉組織に比べて柔軟性が乏しいため、引っ張られた際に再び損傷しやすく、痛みが慢性化したり、以前よりも痛みがひどくなったりする傾向があります。
②競技パフォーマンスの低下:
・痛みが続くことで、思い切り力を出せなくなったり、特定の動作を無意識に避けるようになったりします。これにより、スピード、ジャンプ力、キック力などが低下し、競技パフォーマンスに大きな影響が出ます。
③精神的な負担とモチベーションの低下:
・「また肉離れするかも」という再発への恐怖心は、選手にとって大きな精神的ストレスとなります。これにより、練習への集中力が低下したり、大好きなスポーツから気持ちが離れてしまったりすることもあります。
④他の部位のケガのリスク増加:
・肉離れを起こした部位をかばって動くことで、その周りの筋肉や関節に余計な負担がかかり、新たなケガ(例:膝の痛み、足首の捻挫など)を引き起こすリスクが高まります。
⑤回復に時間がかかる:
・損傷を繰り返すたびに、体が回復するのに必要な時間が増え、スポーツへの復帰がさらに遅れてしまうことがあります。
なぜ肉離れは再発しやすいのか?主な原因
肉離れの再発には、主に以下の原因が考えられます。
①不完全な治癒とリハビリ不足(最も大きな原因!):
・痛みが引いても、組織の回復は不十分: 痛みがなくなったからといって、筋肉の断裂部が完全に修復されたわけではありません。損傷した筋繊維は、一時的に瘢痕組織という硬い組織で埋められます。この瘢痕組織は通常の筋肉よりも柔軟性が低く、硬い「しこり」として残ることがあります。
・柔軟性の低下: 瘢痕組織が残ったまま、または適切なリハビリを行わないと、その部分の筋肉は以前よりも硬く、伸びにくい状態になります。この状態で急な動きをすると、柔軟性の低い部分が再び損傷しやすくなります。
②筋力のアンバランス: 損傷した筋肉の筋力が完全に回復していなかったり、左右の筋肉のバランスが崩れていたりすると、特定の筋肉に負担が集中しやすくなります。
・自己流での運動再開: 痛みが引いたからと自己判断で急に激しい運動を再開したり、十分なウォーミングアップやクールダウンを怠ったりすることも再発の大きな原因です。
③身体の根本的な問題の未解決:
・体の歪みや不良姿勢: 骨盤の歪み、猫背、反り腰など、普段の姿勢が悪いと、特定の筋肉に常に負担がかかり、肉離れが起こりやすい状態が続いてしまいます。
・股関節や足首の柔軟性不足: 肉離れを起こしやすい筋肉(ハムストリングス、腓腹筋など)は、股関節や足首の動きとも密接に関わっています。これらの関節の可動域が制限されていると、ひざや腰に無理な負担がかかり、肉離れを誘発しやすくなります。
・体幹の筋力不足: 体幹が不安定だと、運動中に体がブレてしまい、四肢の筋肉に余計な負荷がかかります。
・左右の筋力バランスの不均衡: 左右の脚の筋力に差があると、強い方に負担がかかりやすく、弱い方も無理を強いられて損傷することがあります。
④運動習慣や環境の問題:
・オーバートレーニング: 練習量や運動強度が体に合っていない、回復が追いついていない状態で練習を続けると、疲労が蓄積し、筋肉が硬くなり、再発リスクが高まります。
・ウォームアップ・クールダウン不足: 運動前後のストレッチや準備運動が不十分だと、筋肉が十分に温まらず、柔軟性の低い状態で急な負荷がかかるため、損傷しやすくなります。
・不適切なシューズや路面: クッション性の低いシューズや、硬い地面での運動は、筋肉への衝撃を増大させます。
肉離れは、単なる筋肉の損傷ではなく、体の使い方やバランス、日々のケアといった様々な要因が絡み合って起こるものです。再発を防ぐためには、痛みが引いただけでは不十分であり、根本原因へのアプローチと、適切なリハビリ、そして日々のコンディショニングが不可欠です。