どこに行っても 改善しない痛みには、 理由があります。
猫背、ストレートネック、そり腰は、多くの人が悩む姿勢の問題で、慢性的な首こりや肩こり、腰痛の原因となることがあります。長時間のデスクワークやスマホの使用、運動不足が影響し、姿勢の乱れが進行すると、痛みや不調が悪化することも。適切なストレッチや筋トレを取り入れ、生活習慣を見直すことで、改善の可能性は十分にあります。それぞれの症状の特徴や改善方法について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
「ストレートネック」とは、本来ゆるやかなS字カーブを描いているはずの首の骨(頚椎)が、その自然なカーブを失い、まっすぐになってしまった状態を指します。別名「スマホ首」とも呼ばれ、現代人に非常に多く見られる姿勢の問題です。
正常な首のS字カーブは、以下のような重要な役割を担っています。
①頭の重さの分散と衝撃吸収:
約5~6kgあると言われる重い頭を支え、歩行時やジャンプ時などの衝撃を効率的に吸収し、首や肩、さらには脳への負担を軽減するクッションの役割を果たしています。
②首や肩への負担軽減:
カーブがあることで、首や肩の筋肉に過度な負担がかかるのを防ぎます。
③神経の保護: 神経がスムーズに通るためのスペースを確保します。
なぜS字カーブが重要なのか?
正常な首のS字カーブは、以下のような重要な役割を担っています。
①頭の重さの分散と衝撃吸収:
約5~6kgあると言われる重い頭を支え、歩行時やジャンプ時などの衝撃を効率的に吸収し、首や肩、さらには脳への負担を軽減するクッションの役割を果たしています。
②首や肩への負担軽減:
カーブがあることで、首や肩の筋肉に過度な負担がかかるのを防ぎます。
③神経の保護: 神経がスムーズに通るためのスペースを確保します。
ストレートネックになるとどうなる?
S字カーブが失われ、首がまっすぐになることで、頭の重さが分散されずに首や肩に直接的な負担がかかるようになります。これにより、以下のような様々な不調を引き起こす可能性があります。
①呼吸が浅くなる:
胸郭の動きが制限され、呼吸が浅くなることもあります。
②首や肩の慢性的な凝りや痛み:
最も一般的な症状です。常に筋肉が緊張し、血行不良になります。
③頭痛:
特に後頭部やこめかみ、目の奥に痛みが出る緊張型頭痛を併発しやすいです。
④めまい、吐き気:
自律神経のバランスが乱れることで、めまいや吐き気、耳鳴りなどの症状が出ることがあります。
⑤手のしびれやだるさ: 首を通る神経が圧迫されることで、腕や指にしびれやだるさが出ることがあります。
⑥猫背の悪化: ストレートネックは、全身の姿勢の歪み、特に猫背と密接に関係しています。
⑦睡眠障害: 痛みや不快感で寝つきが悪くなったり、熟睡できなかったりすることがあります。
ストレートネックの主な原因
ストレートネックの多くは、日頃の生活習慣や姿勢が原因で発生します。
①精神的ストレス: ストレスで無意識に首や肩に力が入る、姿勢が内向きになる。
②長時間のうつむき姿勢: スマートフォンやタブレットを長時間使用する(スマホ首)、パソコン作業で画面をのぞき込む、本を読む際に首が前に出るなど。
③不良姿勢: 猫背、顎が前に突き出た姿勢、仙骨座り(お尻が後ろに傾く座り方)など。
④不適切な寝具: 枕の高さが合っていない(高すぎる、低すぎる)、マットレスが柔らかすぎるなど。
⑤運動不足: 首や肩、体幹の筋力が低下し、正しい姿勢を維持する力が不足する。
セルフチェックをしてみましょう。
壁に背中をつけて真っすぐに立ち、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4点が自然に壁につくかを確認します。もし後頭部が壁につかない、または無理に力を入れないとつかない場合は、ストレートネックの可能性があります。
川口のほりこし整骨院では、丁寧なカウンセリングと姿勢分析を通じて、ストレートネックの根本原因を見極め、ゆらし療法や骨盤矯正などを組み合わせたオーダーメイドの施術で、首のカーブを取り戻し、痛みや不調の改善を目指します。

