どこに行っても 改善しない痛みには理由があります。
「腰からお尻、足にかけて電気が走るように痛む」「足がしびれて、立っているのも座っているのもつらい」「咳やくしゃみで腰に激痛が走る」…もしあなたがそんなつらい症状に悩まされているなら、それは腰椎椎間板ヘルニアかもしれません。
腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨(腰椎)の間にあるクッション材(椎間板)が飛び出し、神経を圧迫することで、腰だけでなくお尻や足にまで痛みやしびれを引き起こす病気です。
この症状は、日常生活や仕事、スポーツに大きな支障をきたし、集中力の低下や精神的なストレスにもつながりかねません。「もう手術しかないのかな…」と諦めてしまう前に、その痛みの根本原因を探してみませんか?
川口のほりこし整骨院は、腰椎椎間板ヘルニアによる腰やお尻、足の痛み・しびれに特化した専門知識と豊富な経験を持つ院です。私たちは、痛む腰だけでなく、背骨全体のバランス、姿勢、そして体の使い方といった根本原因を徹底的に分析し、手術をせずに痛みを和らげ、症状の進行を食い止めるための施術に力を入れています。
このページでは、腰椎椎間板ヘルニアの具体的な症状や原因、そして当院での施術がどのようにあなたをサポートできるのかを詳しくご紹介します。もし、あなたが腰椎椎間板ヘルニアの痛みやしびれで自由に動けないことにストレスを感じているなら、決して一人で悩まず、ぜひ一度当院にご相談ください。私たちと一緒に、痛みから解放された、笑顔あふれる毎日を取り戻しましょう。
どんな症状がでるの?
「腰からお尻、足にかけてズキズキ痛む」「足がしびれて、立っているのも座っているのもつらい」といった症状に悩まされているなら、それは腰椎椎間板ヘルニアかもしれません。この病気は、腰の骨の間にあるクッション材が原因で起こります。
腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の中で腰の部分にあたる5つの骨(腰椎)とその間にある「椎間板(ついかんばん)」というクッション材が関係しています。
椎間板は、中心がゼリー状の髄核(ずいかく)で、その周りを丈夫な線維の層(線維輪)が囲む構造をしています。ちょうど中に餡が入った大福のようなイメージです。この椎間板が、加齢や無理な姿勢、急な負荷、外からの衝撃などによって傷つき、中のゼリー状の髄核が外に飛び出してしまいます。これが「ヘルニア」と呼ばれる状態です。
この飛び出した椎間板(ヘルニア)が、近くを通っている神経(主に脊髄から枝分かれする神経根)を圧迫することで、様々な症状を引き起こします。神経の圧迫は、腰だけでなく、その神経が伸びているお尻、太もも、ふくらはぎ、そして足先まで影響を及ぼします。
具体的な症状としては、以下のような状態が見られます。
①腰の痛み:
・腰の中心部や、少し横寄りに痛みが生じます。
・特に前かがみになる、座る、重いものを持つ、咳やくしゃみをする、長時間同じ姿勢でいるといった動作で痛みが強くなることが多いです。
・痛みは鈍い重だるさから、鋭い激痛まで様々です。
②お尻や足への痛み・しびれ(坐骨神経痛):
・ヘルニアによって神経が圧迫されると、その神経が支配する範囲に沿って、お尻から太ももの裏、ふくらはぎ、足の甲や足の指先にかけて、痛みやしびれが生じます。
・「ジンジン」「ピリピリ」といったしびれや、「電気が走るような」痛み、「締め付けられるような」痛みが特徴的です。
③脱力感・筋力低下:
・しびれや痛みのある側の足に力が入りにくく感じたり、実際に筋力が低下して、つまずきやすくなったり、つま先立ちやかかと立ちがしにくくなることがあります。
④感覚の異常:
・足の感覚が鈍くなったり、冷たさや温かさを感じにくくなったりすることがあります。
⑤重症の場合(膀胱直腸障害):
・ごくまれに、排尿や排便のコントロールが困難になる(尿が出にくい、便が出にくい、尿漏れ、便漏れなど)といった重篤な症状が現れることがあります。この場合は、緊急の手術が必要になることがあります。
原因は?
腰椎椎間板ヘルニアの主な原因は、腰の椎間板に繰り返し過度な負担がかかることです。
①加齢による椎間板の変化:
・年齢を重ねると、椎間板の水分量が減少し、弾力性が失われていきます。これにより椎間板が傷つきやすくなり、ヘルニアが発生しやすくなります。椎間板の変性は、一般的に20代後半から始まり、加齢とともに進行します。
②不適切な姿勢(不良姿勢):
・長時間の座位: デスクワークなどで長時間座っていると、腰の椎間板に体重の約2倍もの圧力がかかると言われています。特に猫背や反り腰など、姿勢が悪いとさらに負担が増大します。
・中腰での作業: 中腰で重いものを持ったり、体をひねったりする動作は、椎間板に大きな負荷をかけます。
・前かがみでの作業: 長時間前かがみの姿勢を続けることも、腰椎に過度な負担をかけます。
③急激な負荷・衝撃:
・重いものの持ち上げ方: 腰を曲げて重いものを持ち上げたり、急にひねる動作を加えたりすると、椎間板に急激な圧力がかかり、ヘルニアを誘発することがあります。
・スポーツでの衝撃: ゴルフのスイング、テニスのサーブ、野球の投球、サッカーのキックなど、体をひねる動作や腰に負担がかかるスポーツ。また、ジャンプの着地やコンタクトスポーツでの衝撃なども原因となります。
・交通事故: むちうちのように、急な衝撃で腰椎に強い力が加わることでも発生することがあります。
④筋力低下・柔軟性不足:
・体幹の筋力不足: 腹筋や背筋といった体幹の筋肉が弱いと、腰椎を支える力が不足し、椎間板への負担が増加します。
・股関節や太ももの柔軟性不足: 股関節やハムストリングス(太もも裏)が硬いと、前かがみになる際に腰椎の動きに頼りすぎ、椎間板に負担がかかりやすくなります。
⑤遺伝的要因・喫煙:
・椎間板の変性が起こりやすい体質の方もいます。また、喫煙は椎間板の老化を早めるとも言われています。
腰椎椎間板ヘルニアは、早期に適切なケアを行うことで、症状の改善や進行の抑制が期待できます。痛みやしびれを我慢せず、専門家にご相談いただくことが大切です。

