あなたの痛みの理由

一生付き合っていくしかないのかな…。
例えば、肩や腰の痛み、ひざの不調、長引く頭痛など、あなたがもし、これまで色々な病院や施術院を巡ってきたけれど、いっこうに改善しない痛みに悩んでいるなら、決して一人で抱え込まないでください。
どこに行っても改善しない痛みには、必ず理由があります。

どんな状態？

骨盤の歪み、背骨の歪み（猫背、反り腰など）、足首の歪みなどが挙げられます。例えば、長時間スマホを見る姿勢が続くことで首が前に出て（ストレートネック）、肩や首だけでなく、腰や背中にも負担がかかっている状態です。

なぜ痛みに繋がる？

体が歪むと、特定の関節や筋肉に過度な負担がかかり続けます。これにより、筋肉が常に緊張して硬くなったり、関節の動きが悪くなったりして、慢性的な痛みや不調を引き起こします。身体全体のバランスが崩れるため、痛む場所をいくら施術しても根本的な解決にはなりません。

例:
慢性的な腰痛があるけれど、実は骨盤の歪みや股関節の柔軟性不足が原因で、腰にばかり負担がかかっていた。デスクワークで肩こりがひどいけれど、原因は猫背と巻き肩によって肩甲骨の動きが悪くなっていることだった、など。

どんな状態？

日常生活の癖や運動不足、特定のスポーツのしすぎなどで、体の左右の筋肉や、表側の筋肉と裏側の筋肉のバランスが崩れている状態です。例えば、片側の足ばかり重心をかけて立つ癖がある、使う筋肉ばかり鍛えてしまい使わない筋肉が衰えている、など。

なぜ痛みに繋がる？

筋肉のバランスが悪いと、体を支える力が偏り、関節への負担が増大します。また、弱い筋肉をかばって、他の筋肉が過剰に働きすぎて疲労し、痛みを発生させることがあります。

例:
サッカーでひざが痛いオスグッドのお子さん。太もも前の筋肉ばかりが発達し、裏側の筋肉や股関節周りの筋肉とのバランスが崩れていることが原因だった、など。

どんな状態？

歩き方、立ち方、座り方、物を持つ動作など、日々の無意識の動きの中に、体に負担をかける癖が潜んでいる状態です。例えば、足をひきずるように歩く、常に片方の肩にバッグをかける、など。

なぜ痛みに繋がる？

悪い動作の癖は、特定の関節や筋肉に継続的にストレスを与え、慢性的な炎症や疲労を引き起こします。どんなに施術で一時的に良くなっても、この癖を直さない限り、痛みは繰り返し現れてしまいます。

例:
ランニングで足底筋膜炎がなかなか治らない。実は、足の着き方や重心移動の仕方に問題があり、足裏への負担が増えていた、など。

どんな状態？

ストレス、睡眠不足、不規則な生活、冷えなどにより、体の機能をコントロールする自律神経のバランス（交感神経と副交感神経）が崩れている状態です。

なぜ痛みに繋がる？

自律神経が乱れると、血行が悪くなり、筋肉の緊張が解けにくくなります。また、痛みを和らげる脳の機能が低下したり、睡眠の質が悪くなることで体の回復が遅れたりします。結果として、痛みが長引いたり、様々な不定愁訴（だるさ、めまい、不眠など）を併発したりします。

例:
慢性的な頭痛やだるさがあり、検査では異常がないと言われる。実は仕事や人間関係のストレスで自律神経が乱れ、全身の血流が悪くなっていた、など。

どんな状態？

体が冷えていたり、運動不足だったりすることで、血液の流れが悪くなり、細胞に必要な酸素や栄養が届きにくく、老廃物が蓄積しやすい状態です。

なぜ痛みに繋がる？

痛みがある場所には、炎症物質や疲労物質が溜まりやすくなります。血行が悪くなると、これらの物質が排出されにくくなり、痛みが引かずに慢性化しやすくなります。

例:
冷え性で特に冬に腰痛が悪化する。温めても一時的にしか良くならないのは、根本的な血行不良が改善されていないため、など。