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川口市の腰痛・肩こり・ひざの痛みの根本改善|ほりこし整骨院

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昨日まで平気だったのに、なぜ急に腕が上がらなくなるの?
「ある朝、着替えようとしたら肩に激痛が走った」
「高いところの物を取ろうとしたら、腕が固まって動かない」

ほりこし整骨院 院長の堀越です。

「ある朝、着替えようとしたら肩に激痛が走った」
「高いところの物を取ろうとしたら、腕が固まって動かない」

昨日までは何ともなかったのに、突然襲ってくる肩の激痛と拘縮。いわゆる「四十肩・五十肩」です。
以下、五十肩で統一します。

この痛みは、単なる肩こりとは次元が違います。 夜も眠れないほどの疼き、日常動作さえままならない不自由さ。 そして何より、「いつ治るのか見えない」という不安が、皆様を苦しめます。
今日は、なぜこの激痛が「突然」あなたを襲ったのか。 そして、五十肩という病気の正体と、最短で治すための道筋について、専門家の視点から徹底的に解説します。

1⃣ 急に肩に激痛が走って困ったこと

五十肩の患者様が直面する、生活の中での切実な困難の数々です。

結帯動作(エプロン・下着): 背中に手が回らないため、エプロンの紐を結んだり、ブラジャーのホックを留めたりすることが一人でできない。

夜間痛(夜中の激痛): 寝返りを打った瞬間や、冷えた時に肩にズキズキとした激痛が走り、毎晩何度も目が覚めてしまう。

着替えの苦労: Tシャツやセーターなど、かぶり着を着る時、バンザイができず途中で腕が引っかかり、脱ぐことも着ることもできなくなる。

洗髪・整髪: シャンプーをする時に腕が上がらず頭の後ろに手が届かない。ドライヤーを持ち続けるのが苦痛。

つり革・洗濯干し: 電車のつり革が掴めない。物干し竿に洗濯物を干そうと手を伸ばすと激痛が走る。

運転中の恐怖: 駐車券を取ろうと腕を伸ばした時や、後部座席の荷物を取ろうとした瞬間に電気が走るような痛みに襲われる。

トイレの始末: トイレの後、お尻を拭く動作(手を後ろに回す動作)ができず、非常に困る。

寝る姿勢が定まらない: 仰向けだと肩が落ちて痛い、横向きだと肩が圧迫されて痛い。どの姿勢でも痛くて安らげない。

急な動作への恐怖: 人とぶつかりそうになってとっさに手を出したり、落ちそうな物を拾おうとしたりする反射的な動作でうずくまるほど痛む。

「誰にも分かってもらえない」: 見た目は普通なので、痛みの強さや不自由さを家族や職場に理解してもらえず、「大げさだ」と思われてしまう。

2⃣ 昨日まで平気だったのに急に痛くなった理由

患者様は皆さん口を揃えて「急になった」とおっしゃいます。
しかし、医学的に見れば、五十肩は決して「突然の事故」ではありません。それは、長年にわたる「沈黙の摩耗」が限界を超えた瞬間の出来事なのです。
① 「氷山の一角」理論
五十肩の発症は、ダムが決壊する瞬間に似ています。 痛みが出たのは「今日」かもしれませんが、その原因となる組織の劣化や炎症の火種は、数年、あるいは数十年かけて水面下で蓄積されていました。 昨日までのあなたは「平気だった」のではなく、「ギリギリ持ちこたえていただけ」なのです。

② 腱板(けんばん)の老化と脱水
肩関節は、腱板(ローテーターカフ)というインナーマッスルに支えられています。

水分の喪失: 年齢とともに、腱の水分量は減少します。若い頃はジューシーな生肉のようだった腱が、加齢によりビーフジャーキーのようにパサパサになり、弾力性を失います。

微細断裂の蓄積: 弾力を失った腱に対し、日々の家事や仕事で摩擦が繰り返されることで、目に見えないレベルの微細な断裂(ささくれ)が蓄積していきます。

③ 石灰化と血流障害
石灰沈着: 傷ついた腱を修復しようとする過程で、カルシウムが沈着し、石のように硬くなることがあります(石灰沈着性腱板炎)。これが異物となり、ある日突然、強烈な炎症の引き金となります。

血行不良: 猫背や巻き肩により、肩関節周辺の血流が悪くなると、組織の修復が追いつかず、老廃物が蓄積し、炎症が爆発しやすい環境が整ってしまいます。

④ 最後のトリガー(引き金)
そして運命の日。 「後ろの物を取った」「孫を抱き上げた」「洗濯物を干した」 そんな些細な動作が最後の引き金となり、限界を迎えていた腱板や関節包に傷がつき、一気に激しい炎症反応が爆発します。 これが、「昨日まで平気だったのに、急に激痛が走った」メカニズムの正体です。

3⃣ 50肩とは?【完全保存版・徹底解説】

「五十肩」とは俗称であり、正式な医学名称は「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)」と言います。さらに症状が進行し、関節が固まって動かなくなった状態を「凍結肩(フローズン・ショルダー)」と呼びます。

① 発生原因とメカニズム
肩関節は、人体で最も可動域が広い関節ですが、その分、構造が不安定で複雑です。

関節包の炎症: 骨と骨をつなぐ袋(関節包)に炎症が起き、縮んで硬くなります。

癒着(ゆちゃく): 炎症が治まる過程で、関節包や筋肉が糊でくっついたようにベタベタと癒着し、関節が物理的に動かなくなります。

② 頻度と好発年齢
年齢: 40代〜60代に最も多く発症します。「五十肩」と言われますが、40代でなれば「四十肩」であり、病態は同じです。

頻度: 全人口の約2〜5%が発症すると言われています。

糖尿病との関係: 糖尿病患者はリスクが2〜4倍高いとされています。高血糖により組織が糖化し、硬くなりやすいためです。
③ 特徴的な「3つの病期(ステージ)」
五十肩は、発症から治癒まで、明確な3つのステージを辿ります。今の自分がどのステージにいるかを知ることが、治療の第一歩です。

① 炎症期(急性期)
発症〜数ヶ月
【激痛】 安静にしていても痛い、夜も眠れない(夜間痛)。炎症が燃え盛っている時期。
徹底した安静、炎症抑制(アイシング・高周波)、痛み止め。無理に動かすのは厳禁。

② 拘縮期(慢性期)
3ヶ月〜12ヶ月
【硬直】 激痛は和らぐが、関節が固まって動かない。可動域制限がピーク。髪が洗えない、帯が結べない。
温熱療法、痛くない範囲での可動域訓練、癒着を剥がす施術。

③ 解氷期(回復期)
1年〜数年
【緩和】 徐々に関節が動き出す。痛みはほとんどないが、可動域の制限が残る場合がある。
積極的なストレッチ、筋力トレーニング、正しい動作の再教育。

④ 重症度分類と予後
軽度: 手が肩の高さまで上がる。夜間痛は少ない。数ヶ月で自然治癒することもある。
中等度: 手が水平までしか上がらない。結帯動作不可。適切な治療をしないと1年以上長引く。
重度(凍結肩): 腕がほとんど動かない。ガチガチに固まっている。自然治癒は難しく、放置すると一生可動域制限が残る可能性がある。

⑤ 好発部位(痛む場所)
肩の前側: 上腕二頭筋長頭腱(力こぶの筋肉の腱)
肩の外側・奥: 腱板(棘上筋など)
肩甲骨の裏: 肩甲下筋などの深層筋

五十肩は「放っておけば治る」と言われることがありますが、それは間違いです。痛みは消えても、関節が固まったまま動かなくなるケースが非常に多いため、早期の適切な介入が不可欠です。


5⃣ ほりこし整骨院だからできること

五十肩の治療において最も重要なのは、「病期(ステージ)に合わせた適切な処置」と「痛くない施術」です。

1. ステージに合わせたオーダーメイド治療
炎症期: 絶対に無理に動かしません。高周波治療器などを用いて、深部の激しい炎症を鎮めることを最優先します。また、「やさしい整体」で過敏になった神経を鎮め、夜間痛を緩和させます。

拘縮期・解氷期: 固まった関節包(袋)や癒着した筋肉を、一つひとつ丁寧に剥がしていきます。「どの方向の動きが制限されているか」を特定し、効率的に可動域を広げます。

2. 「肩甲骨」と「背骨」からのアプローチ
肩が上がらない原因の多くは、実は肩自体ではなく、土台である肩甲骨が張り付いて動かないことにあります。 当院では、患部だけでなく、肩甲骨はがしや胸椎(背骨)の調整を行い、「腕が上がりやすい土台」を作ってから肩を治療します。

3. 再発を防ぐ動作指導
五十肩は、片方が治った後に、もう片方の肩が発症する確率が高い病気です。 これは、根本的な「腕の使い方」や「姿勢」が変わっていないからです。 当院では、再発を防ぐためのインナーマッスルトレーニングや、日常生活での負担のかからない腕の使い方を徹底指導します。

五十肩の痛みは、孤独で長い戦いです。 「いつ治るの?」という不安を、私たちと一緒に解消しませんか?
今は痛くて動かせないその腕も、適切なステップを踏めば、必ずまた高く上げられる日が来ます。

まずは「今の自分のステージ」を知ることから始めましょう。 ご相談、お待ちしております。




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