ゆらし療法・メンテンス施術・交通事故施術など

川口市の腰痛・肩こり・ひざの痛みの根本改善|ほりこし整骨院

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第2部:骨盤の「歪み」の正体を追え。~AIも注目する仙腸関節の真実~
こんにちは。ほりこし整骨院です。

前回は、骨盤が崩れることで日常生活にどんな「負のループ」が起きるかをお話ししました。多くの反響をいただき、「自分もそうだったのか!」と気づかれた方も多かったようです。

今回は、一歩踏み込んで少し専門的なお話をします。 テーマは「そもそも骨盤がゆがむとは、体の中で何が起きているのか?」です。

巷にあふれる「骨盤矯正」という言葉の裏に隠された、科学的な真実を紐解いていきましょう。

1⃣ 骨盤がゆがむ=「仙腸関節のフリーズ」である
⑴「骨盤が数センチ単位でズレている」 
そんな説明を聞いたことはありませんか? しかし、解剖学的に見れば、骨盤がそれほど大きく物理的にズレることは、交通事故などの大きな外傷がない限りあり得ません。では、私たちが「歪み」と呼んでいるものの正体は何でしょうか? それは、骨盤の中心にある「仙骨」と、左右の「腸骨」をつなぐ「仙腸関節」の機能不全です。

⑶わずか3ミリの「遊び」が命
仙腸関節は、強固な靭帯に囲まれ、動く範囲はわずか2〜3ミリと言われています。 「たったそれだけ?」と思われるかもしれません。しかし、この数ミリの「遊び」こそが、歩行時の衝撃を逃がす「免震装置」の役割を果たしているのです。この装置が、長時間のデスクワークや片寄った動作によって錆びついたように動かなくなること。「歪み」とは、形が崩れることではなく、「動くべき場所が動かなくなること」なのです。

2⃣ なぜ骨盤は「固まったまま」になるのか?
⑴脳の「防御反応」というブレーキ
なぜ、一度フリーズした骨盤は自然に治りにくいのでしょうか? そこには脳の「過剰な守り」が関係しています。

関節に微細なダメージや違和感が生じると、脳は「これ以上動かしたら危険だ!」と判断し、周囲の筋肉(多裂筋や骨盤底筋群)に強烈な収縮命令を出します。これが筋肉の「よろい」となり、骨盤をガチガチに固めてしまいます。 この状態が続くと、脳は「固まっているのが正常」だと誤学習してしまいます。筋肉をほぐしても戻ってしまう最大の理由です。

⑵「ゆらし療法」が固有受容感覚器をリセットする
ボキボキ鳴らすような強い衝撃や、グイグイ押す強い指圧は、脳にとって「外敵からの攻撃」とみなされるリスクがあります。攻撃を受ければ、脳はさらに防御反応を強め、筋肉を硬くします。
「ゆらし療法」は、微細で心地よい「揺らぎ」は、関節にあるセンサーを優しく刺激し、脳へ「安全だよ」「もう戦わなくていいよ」という信号を送ります。 脳が安心した瞬間、魔法のようにブレーキが外れ、仙腸関節のフリーズが解けていくのです。

⑶ 変形性股関節症への影響:被りのメカニズム
骨盤の傾斜角度(前傾・後傾)が変わると、股関節の「屋根」の部分である臼蓋(きゅうがい)の位置がズレます。 これにより、大腿骨の頭を覆う「被り」が浅くなり、特定の軟骨部分にだけ過度な摩擦(せん断力)がかかり続けます。これが、将来的な軟骨の摩耗や変形のトリガーとなるのです。つまり、股関節を守るためには、骨盤の角度をミリ単位で整えることが不可欠です。

3⃣第2部のまとめ:骨盤は「動かして」整える

骨盤は、無理に押し込むものではありません。 脳の警戒を解き、仙腸関節に「潤いのある動き」を取り戻させる。 そうすることで、連動する股関節や膝、腰は、ようやく「被害者」という役割から解放されるのです。



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